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校正実績登録と機器情報の連携

YRLに受託校正をご依頼いただいた機器の校正情報(書類を含む)は、校正実績メニューから確認が出来ますが、自動登録されるためには条件がありました。
 
この条件が2019/4/4から変更になりましたので、変更内容を解説します。



まずは既にご存知かと思いますが、MyAssetsの2大メニュー【機器情報】と【校正実績】についておさらいします。

①機器情報と校正実績


メインメニューを開くとそれぞれのメニューが表示されます。

 
【機器情報】は機器の情報を登録します。
 
 機器管理番号、品名、型名、管理者など機器の情報全般を登録するメニューです。
 
 
 
【校正実績】は機器の校正情報を登録します。 
 
 校正実施日、校正結果、校正依頼先など機器の校正に関する情報を登録するメニューです。
 

 ※自動連携された場合の校正書類はこちらのメニューで確認出来ます。
 

②これまでの校正実績の自動登録条件


例えば、機器管理番号:A1002 という機器を受託校正したとします。

 
 
 上記のような条件がありましたが、2019/04/04以降は条件を満たさなくても校正実績に登録されます。


MAN012-4.png

③校正実績一覧の機器ID


【校正実績】メニューで機器の一覧を確認する時に、機器IDの項目に注目して下さい。
 
もし、機器IDが空欄の機器があれば、その校正実績は機器情報には連携されていません!
 
つまり、校正実績と機器情報はどちらも存在しますが、校正実績の校正実施日、校正結果などの情報が機器情報には反映されていない状態ということです。
 
連携されている校正実績には機器情報と同じ機器IDが表示されます。


④連携されない理由


【校正実績】にて機器IDが空欄の機器の照会画面を開きます。

以下2項目を確認します。
 

機器管理番号:A1002
 
シリアル番号:780056

 
次に【機器情報】にて機器管理番号:A1002 を検索し照会画面を開きます。

同様に以下2項目を確認します。
 
機器管理番号:A1002
 
シリアル番号:780056-1M

 
 
比較すると2項目のうちシリアル番号が一致していないことが分かると思いますが、連携しない理由はこのシリアル番号の不一致です。

⑤新しい連携条件と連携方法


新しい連携条件は以下になります。

連携をさせたい場合は、【機器情報】のシリアル番号を修正し一致させる必要があります。
 
修正は機器の編集画面にて行うことが出来ます。

 

今回の【校正実績】登録条件の変更と連携についての解説は以上になります。
 

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