ユーザ登録済なのに見れないのはなぜ?
MyAssetsに自社ユーザを登録したのに機器情報も校正実績も見れないようだ、という問い合わせがあります。
見れない状態ではせっかくのユーザ登録がもったいないです!
今回は見れない時のチェックポイントと、見れるようにするための方法を解説します。
1.一番よくある見れない原因
それはズバリ!
【機器表示範囲】が限定されているからです。
取扱説明書2.用語説明の記載によると
機器表示範囲:機器情報の閲覧などで閲覧可能なユーザの範囲です。「全ユーザ」と「管理部門のみ」があります。
とあり、見れない場合は「管理部門のみ」になっていることが多いです。
「全ユーザ」は文字通りすべてのユーザが見れます。
「管理部門のみ」はシステム管理者権限を持っているまたは、機器の管理部門に所属しているユーザが見れます。
例としてユーザBさんが機器管理番号:5524324が見れないとします。
Bさん
・ユーザ権限:部門管理者
・所属部門:検査課
見れない機器
・機器管理番号:5524324
・機器の管理部門:設備管理課
2.機器表示範囲を確認する
メインメニュー
→機器管理
→機器管理メニュー
→機器情報一覧
機器管理番号:5524324を検索し、編集画面を開きます。
編集画面の中ほどに機器管理部門情報の項目があります。
3.機器表示範囲を変える方法
最も手っ取り早い方法です。
機器情報メニューで機器表示範囲を「全ユーザ」に変更します。
最下の更新ボタンで保存します。
これでBさんに見えるようになります。
ただし、誰にでも見えてしまうのでユーザ数が多く複数部署でMyAssetsを使用している場合は支障があるかもしれません。
3.機器の管理部門をBさんと同じ部門に変更する方法
機器表示範囲を「全ユーザ」に変更するのはちょっと…という場合は、
機器の管理部門をBさんと同じ部門に変更する方法もあります。
4.Bさんのユーザ情報を変更する方法
機器の管理部門は変更したくないという場合は、Bさんのユーザ情報を変更する方法もあります。
変更方法①
Bさんのユーザ権限を“一般”から“システム管理者”に変更する
システム管理者権限を持つと全ての機器を見ることができ、データ編集などもできます
変更方法②
Bさんの所属部門を機器の管理部門と同じ“設備管理課”に変更する
5.自動連携の規定値
なお、横河レンタリースのレンタル品、受託校正品のデータが自動登録される時は登録規定値があります。
機器表示範囲の規定値は「管理部門のみ」となります。
詳細は取扱説明書の【14.情報の自動登録】をご参照下さい。