「廃棄/返却済み」ステータスを使いこなす
機器の管理をしているとこんな状況になることがあります。
「MyAssetsに登録している機器が故障したので廃棄した。
でも、データは残しておきたい! 又は、完全に消去したい!」
今回は機器情報の「廃棄/返却済み」ステータスをご紹介します。
まずは、「廃棄/返却済み」ステータスを設定する、機器情報:編集画面に移動しましょう。
1.[機器情報:編集]画面を開きます。
[メインメニュー]→[機器管理メニュー]→[機器情報一覧]をクリックします。
[機器情報:一覧]画面が開きます。
【検索・表示設定を開く】をクリックし、ステータスを変更したい機器を検索します。
Actionの+ボタンを押し、編集をクリックします。
[機器情報:編集] 画面が開きます。
2.[機器情報:編集]内の[廃棄/返却情報]
[機器情報:編集]画面を下のほうにスクロールすると、[廃棄/返却情報]があります。
廃棄した個品は、設定を〝未〟から〝済み〟に変更します。
廃棄日はカレンダーから選択します。
画面最下部の「更新」をクリックします。 確認画面が出ますので、[OK]をクリックします。 “済み”にした機器は、検索条件を【廃棄/返却 “未”と等しい】にすると表示されなくなりますので、 今ある機器のみの一覧を表示させることができます。
そして!
廃棄済み機器のこれまでの登録データは消えていません!
検索条件にて、【廃棄/返却“済み”と等しい】又は【廃棄/返却済み“未”と等しくない】に設定すると表示されます。
3.廃棄/返却済みではなく機器情報を完全に削除する方法
機器台数を確認する時の間違いなどを防ぐため、廃棄/返却済みステータスを使わず、機器のデータを完全に削除することもできます。
機器情報一覧にて編集画面を開き、最下部の「削除」をクリックします。
確認画面が出ますので、「OK」をクリックします。
4.誤って「済み」にしてしまった時の対処方法
一度、「廃棄/返却済み」ステータスを変更したものは元に戻すことは出来ませんが、
誤って〝済み〟にしてしまった時などは、データの複製が出来ます。
[機器情報一覧]にて該当個品を検索します。
検索条件には、【廃棄/返却済み“済み”と等しい】 を設定して下さい。
廃棄/返却〝済み〟の機器情報一覧から、対象機器を検索し、アクションの+ボタンを押して、コピーを押します。
元の機器と機器IDは別になってしまいますが、登録内容は同じ機器が簡単に再登録できます。
また、一度「廃棄/返却済み」のステータスに変更した機器は、画面上から削除を行うことは
できません。(編集メニューは表示されず、コピーメニューしか表示されません)
その場合は、当該機器が含まれる機器情報をExcel出力した上で、インポート機能を利用して
完全削除を行う方法を利用します。