お客様資産のインポート方法(Part2)
今回は前回Part1で作成した「登録したいリスト」を実際にMyAssetsへインポートしていきましょう。その際には「お客様の設備リスト」にある情報をMyAssetsへ取り込むために若干調整が必要になります。双方の項目を付き合わせながら最終的にMyAssetsへ登録するインポートリストを作成していきます。
注意が必要なことは基本的にお客様が管理する設備リストの項目名称とMyAssetsの項目名称は異なります。下図を見てみましょう。
MyAssetsでは一般的な項目名称を付けていますがそれでも表現が異なるところが生じ、お客様リストとMyAssetsリストの項目名称が微妙に異なることが分かります。
例. お客様リスト:シリアルNO ⇔ MyAssets:シリアル番号
お客様リスト:管理NO ⇔ MyAssets:機器管理番号
お客様リスト:型式 ⇔ MyAssets:メーカー型番
インポートする際にはMyAssetsの固定項目名称に合わせる必要があります。
■■■ ポイント! ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
自社の設備リストの項目名称のままでは残念じゃが
MyAssetsにインポート出来ないぞ!
インポートする為にはMyAssetsの項目名称に合わせるのじゃ!
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また、お客様の設備リストにあってMyAssets上の項目名称に存在しない項目は備考欄に新たに追加することが可能です。
備考欄を追加する際にはMyAssetsの項目マスタを追加する必要があります。
以下メニューから必要な項目を追加してください。
メインメニュー > システム管理者メニュー > マスタ管理メニュー >
> 機器情報項目マスタ
ここでは表示の有無や必須項目とするか否かも設定が可能です。
備考欄を含めたMyAssetsの項目名称が決定したら再度エクスポートをしてみましょう。項目名称のエクスポートについては前回の「お客様資産のインポート方法(Part1)」を参照してください。
MyAssetsの項目名称に変換したお客様の設備リストが完成したならいよいよインポートです。
メインメニュー > 機器管理 > 機器管理メニュー > 機器情報一覧
取り込むファイルの種類は「機器情報」ボタンを選択してください。
次に「ファイルを選択」を押して今回作成した設備リストを選択してください。 「機器情報データのBackUPファイルを保存しました」にチェックを入れ「取込実行」を押してください。
尚、インポート作業では元にあったデータを新しいデータで上書きしてしまいます。 よって取り込みの実行前に必ずバックアップを取るようにしてください。 「機器情報データのBackUPファイルを保存しました」にチェックを入れると「取込実行」ボタンが押せるようになっています。
■■■ ポイント!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
何かあった場合に元の状態に戻せるのがバックアップじゃ!
必ずバックアップを取るクセをつけておくのじゃぞ。
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さて、ここまででインポートの方法について述べてきましたが「取込実行」を押した後無事以下の画面が出ると良いのですが取込エラーが出てしまう場合があります。
次回はこれらエラーが出た場合の対処方法を述べたいと思います。