校正情報が消えた?空欄の理由
機器情報メニューには【校正情報】の項目がありますが、そのデータがいつの間にか消えている!?ということがあるかもしれません。
なぜ消えてしまったのか考えられる理由を解説します。
校正周期を5年、10年などに設定している機器、横河レンタ・リースのレンタル品でレンタル開始後しばらく校正を実施していない機器は注意が必要です。
1.機器情報メニューの校正情報
機器情報メニューの【校正情報】項目は機器情報:照会画面では中ほどにあります。
今回はデータが入っていたはずなのに消えてしまったという場面を想定しています。
2.校正実績メニュー
念のために校正実績メニューにデータがあるか確認します。
機器の検索は機器管理番号での検索が確実なのでおすすめです。
もしも、ここでデータが見つかった場合は、校正実績と機器情報が連携していない可能性がありますので、連携させると校正情報が表示されるようになります。
連携の詳細についてはこちら
該当するデータが見当たらない場合は、3.に進みます。
3.最新の校正実施日
ここで別途お持ちの校正書類、校正データがありましたら最新の校正実施日を確認してみてください。
もしかすると、校正実施日から3年経過していないでしょうか?
もうお分かりのとおり!MyAssetsの校正実績のデータは校正実施日から3年間保存され、3年経過した日の翌月になるタイミングで自動削除される仕様です。
例えば、最新の校正実施日が2019年7月23日の場合は、2022年8月1日に自動削除されます。
※横河レンタ・リースのレンタル品と横河レンタ・リースに受託校正をご依頼いただいた機器は、校正実施日が分かる書類、データを別途お持ちでない方は、お調べすることができますので営業担当者、サポートデスクまでご連絡をお願いします。
4.3年を超えてデータを保管する代替方法
自動削除されると機器情報の【校正情報】項目は空欄になりデータが消えてしまいます。
また、削除されてしまうと元に戻すことはできません。
よって、3年を超える校正周期の機器や、3年よりもっと前の校正情報も保管しておく場合は、予め専用の備考欄等を設定し情報を登録しておきましょう。
※備考欄についてはデータ保存の期限はありません。
備考項目の設定方法はこちら