ユーザ登録はインポートできるか?
タイトルの「ユーザ登録はインポートできるか?」の答えはもちろん◎です。
今回はユーザIDをインポートで登録する流れを解説します。
ユーザID登録が出来るのはユーザ権限が【システム管理者】の人です。
MyAssetsお申込み時の“主システム管理者”とは限らず、あくまでも【システム管理者】権限であれば登録ができます。
※システム管理者以外のユーザは、ID発行のメニューが表示されません。
手動による登録方法はこちら
1.ユーザ登録の雛形ファイル作成
まず、初めにユーザ登録メニューを開きます。
メインメニューから以下の順にメニューを開き、ユーザの一覧を表示します。
以下のようなExcelファイルがダウンロードされるはずです。
このファイルを雛形にしてユーザをインポートします。
2.各項目の入力注意点
左側の項目から入力時の注意点を解説していきます。
【従業員番号】
従業員番号は任意の英数字であれば社員番号、登録順の数字など何でも構いません。
登録後に変更も可能です。
【氏名(姓)】、【氏名(名)】、【氏名カナ(姓)】、【氏名カナ(名)】は入力必須項目です。
【部門名】
ユーザの部署名を入力します。
ポイント!ここで入力した部署名は部門マスタにも登録します。
インポートを実行するよりも前に部門マスタに登録しておかないとエラーになります。
部門マスタの登録は以下のメニューでおこないます。
部門の新規登録はこちらの画面になります。
【ユーザID(メールアドレス)】
※社内のグループメールなどのプライベートアドレスは使用できません。
外部に対して使用できるグローバルアドレスであれば共有アドレスも登録可能です。
【ユーザ権限】
システム管理者・部門管理者・一般 の3つのうちのいずれかを入力します。
各権限による操作の可否は 取扱説明書の16章ユーザ権限 に記載があります。
【利用メニュー:機器管理】
〇 を入力します。
【利用メニュー:機器予約】
機器予約機能を利用している場合は〇を入力、利用していない場合はブランク(空白)とします。
【権限グループ】
権限グループ名を入力します。
ポイント!【部門名】と同様に権限グループ管理のマスタにも予め登録しておきます。
権限グループ管理の登録は以下のメニューでおこないます。
※【ユーザ権限】と【権限グループ】の違いについてはこちら
【ログイン状態】、【ID登録状態】、【最新アクセス日時】、【登録日時】のグレー色の項目は参考情報となり、インポートはしませんのでブランク(空白)とします。
【IDロック状態】
新規登録の時は OFF を入力します。
【削除フラグ】
新規登録の時は 0 を入力します。(ゼロ)
これで登録用のファイルが完成です。
3.インポートを実行する
Excel出力ボタンの隣の Excel取込みボタン を押します。
表示される注意点をもう一度確認し、ファイルを選択します。
バックアップにチェックを入れ、取込実行ボタン を押します。
インポートが成功すると、登録したユーザ全員にシステムより「ユーザID登録のお知らせ」がメール送信されます。
各ユーザがメールに記載のURLからパスワードを設定し利用開始となります。
4.エラーが出たら
エラーが発生した場合は以下のように表示されます。
エラーファイル出力ボタンを押すとエラー内容が記載されたファイルがダウンロードされます。(エラーの機器のみ)
ファイルの右端に【エラーメッセージ】の項目が赤文字で追記されていますので、内容を確認しデータを修正します。
その後、エラーユーザのみ再インポートをします。